今回ご紹介するのはタイの名物祭りのソンクラーン!国中で水を掛け合うという明るくて陽気な南国だからこそ生まれた不思議で楽しいお祭りです!ではまずは基本情報からご紹介します!
ソンクランとは?!

ソンクラーンとは、タイの新年を祝う伝統的なお祭りです。
毎年4月12日から15日に行われる旧正月の「水かけ祭り」として今では世界的に有名で、近年ますます注目が集まっています。もともとは仏像や仏塔に清水をかけて新しい年の邪気を払い、幸運を祈る儀式として始まりました。
また、両親や目上の人に水をかけることで敬意を表す風習もあります。
この時期は暑季と呼ばれる最も暑い時期にあたるため、水をかけ合うことで暑さを和らげるという実用的な意味もあるみたいです。
ソンクラーンは首都バンコクだけでなく、タイ全土で行われています。
私はタイのビーチリゾートが集まるプーケット島でソンクラーンを体験していました。実際体験してみた感想は「国をあげた水かけ合戦です!」
地元の人も観光客もみんな巻き込んで壮大に水を掛け合っています。水鉄砲を持っていようがいまいが、走っている車だろうが、水をかけられてくない雰囲気を出そうが関係なし!!この時期外に出るときな濡れる前提で外に出ることをオススメします!どーせ濡れるなら是非楽しんで来てください!
顔に塗るのは何?

ソンクラーンでは水をかけ合う事以外で、よく顔に白や色がついた粉・液体を塗られます。
この粉は「ディンソーポーン」と呼ばれる泥灰土を水で溶いたものです。
これはかゆみを伴う発疹を治し、汗を止める効果を持つ薬草で、昔から日焼け止めとして利用されてきたものですのでご心配なく。
プーケットのソンクラン事情!

プーケットでもソンクラーンは盛大に行われています。
私が滞在していた中規模なビーチタウンのカロンの街では、大通りや商店街の至るところで水の掛け合いが行われていました。また、プーケットで最大のビーチタウンであるパトンは、祭りの期間中非常に混雑します。特にゴーゴーバーやクラブが密集する有名なバングラ通りは、通常なら10分で通り抜けられるところが、ソンクラーンの夜のピークタイムには人が密集し過ぎて、通り抜けるのに1時間もかかるほどでした。軽い気持ちで通り抜けようとしたのですが、通り抜け終わる頃には疲れてへとへとに。。。
プーケットのソンクラーンの様子は動画でも投稿しているので、ぜひそちらもご覧ください。
動画でご紹介
プーケットでソンクラーン祭りを満喫,水かけ祭りのおすすめの過ごし方や注意点を動画でご紹介!
プーケット最大の歓楽街パトンのソンクラーン情報と注意点

先ほど述べたプーケット最大のビーチタウンであり、歓楽街のあるパトン。
私はパトンのソンクラーンの様子を見たくて、隣町のカロンから夕方5時ごろにパトンへ向かうタクシーを捕まえました。通常なら車で15分の道のりですが、ソンクラーンの日はプーケット中から人が集まるため、大渋滞に巻き込まれました。パトンに近づくにつれて全く進まなくなり、通常15分の道のりがなんと2時間に。あまりにも進まないので、パトンの手前でタクシーを降りて、途中から30分ほど徒歩で向かうことになりました。そのため、パトンでソンクラーンを楽しみたい方は、昼のうちにパトンに到着していることをおすすめします。
ちなみに、海沿いには屋台が多く、水かけはされないと思います。水をかけられるのに疲れた方は海沿いへ行くのも良いかもしれません。バングラ通りのビーチ側の入口では、参加無料のイベントが行われており、ちょっとした野外クラブのような雰囲気を楽しめます。
ソンクラーン中の滞在先
プーケットでソンクラーンが最も盛り上がるのはパトンです。
しかし、パトンはプーケット最大のビーチタウンであり、歓楽街でもあるため、夜中まで大騒ぎが続きます。つまり、夜中までどこを歩いていても水をかけられる状況です。
ソンクラーンの最初の数時間はテンションが上がり楽しいですが、後半になると疲れもあり、水をかけられることに嫌気がさすこともあります。それでも怒ってはいけないのがソンクラーンのルールです。
そのため、滞在先としてはパトン以外の街やその近辺の町がおすすめです。パトン以外の町では、日中はソンクラーンを楽しみ、夜は比較的平和で静かに過ごすことができます。
ソンカウラ―であると便利な物
・水鉄砲
普段よりは値上げしていますが、現地でもたくさん売っているので、現地で購入しましょう。
・ゴーグル
参加者の中には水の勢いの強い水鉄砲を使用している人もいます。
顔を狙ってくる人もいるのでゴーグルはあるととても安心します。
しかもどんな水を使っているかはわからないのでなるべく目は守るようにしましょう。
・スマホ用の防水ケース
基本的に全身ずぶぬれになります。もれなくポケットも。なのでスマホ用の防水ケースを購入し、スマホと一緒にその日使うお金も隠して入れておくのがおすすめです。
・水着
水着は必須です。必ずずぶぬれになります!
・ぬれてもいい靴
私はマリンシューズを履いていましたが、疲れないサンダルをおすすめします。
マリンシューズも良かったのですが、数時間濡れた状態が続くと足がぶよぶよになり気持ち悪いので、サンダルの方がおすすめです。
注意点、NG行為
・僧侶に水をかけるのはNG
・水をかけられて怒るのはNG
これは無礼講のお祭りなので水をかけられても怒ってはいけません。濡れたくない人はこの時期は引きこもるのが吉です。
最初はテンションも上がっているので水の掛け合いは楽しいのですが、帰る頃にはもううんざりしています。なので楽しいがピークあたりに帰り始めるのがおすすめです!
・パトンは水補充は有料。
パトン以外の町ではどこでも水を補充させてくれるのですが、パトンのバングラ通は有料でした。なのでパトンの中心地へ行く人は多少の現金も用意していきましょう。
・水が口に入っても飲まないようにする
タイの水道水は基本的に飲めません。
見ずにあたると数日間無駄になるので、なるべく口に入らないようにしましょう。
まとめ
プーケットでソンクラーンを楽しむコツと注意点
タイの新年を祝う「ソンクラーン」は、水かけ祭りとして世界中で知られており、プーケットでは特に盛り上がりを見せます。そんなプーケットでのソンクラーンを存分に楽しむためのポイントと、注意すべき点をお伝えします!
楽しみ方:
・パトンで熱狂的な雰囲気を味わう プーケット最大のビーチタウンであるパトンでは、一日中水かけが行われ、夜まで大騒ぎが続きます。特にバングラ通りでは参加無料のイベントも開催され、まるで野外クラブのような雰囲気を楽しめます。熱気あふれるソンクラーンなら、ぜひパトンへ!
・カロンや他の町で穏やかに楽しむ 大規模なパトンとは異なり、カロンや近隣の町では比較的穏やかにソンクラーンを楽しむことができます。日中は賑やかな水かけ祭りに参加しつつ、夜は静かに過ごしたい方にはおすすめです。
・海沿いでリフレッシュ 水をかけられるのに疲れてきたら、海沿いへ行ってリフレッシュしましょう。屋台を巡りながら、平和な雰囲気でソンクラーンを楽しむことができます。
注意点:
・混雑と渋滞を見越して行動する ソンクラーン期間中、特にパトンでは多くの人が集まるため、大渋滞が発生します。昼のうちに目的地に到着しておくと安心です。
・水かけへの心構え ソンクラーンでは誰もが水をかけられる対象になるため、怒らずに楽しむことがルールです。濡れることを前提にした服装を準備しておきましょう。
・貴重品の管理 水濡れが多い祭りなので、スマートフォンや財布などの貴重品は防水対策を行うか、最小限にして持ち歩きましょう。
プーケットでのソンクラーンは、陽気な雰囲気と熱気に包まれる特別な体験です。ぜひこれらのポイントを参考に、最高の思い出を作ってください!
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